本を読んでたら面白そうな料理を見つけたので、ちょっと挑戦してみようかなーと
その名も「宜賓燃麺」
20年ちょい生きてきて食べたことも聞いたこともない料理なので調べてみると宜賓燃麺は四川省宜賓の名物料理とのことで
四川省の麺料理なんて担々麺ぐらいしか知らなかったので、また1つ勉強になりました
…っていうか宜賓燃麺を知ってる日本人、そもそもそんなにいないんじゃないですかね?
中華料理店でもラーメン屋さんでも見たことないですし、まずこの漢字が読めないですもん
「イーピンランメン」って読むらしいですよ
自分はこういうあまりメジャーじゃない料理に興味をそそられる人間なので、もう作る前からワクワクです
では早速いってみましょう
宜賓燃麺のレシピ
〈材料〉
- 麺 50g
- 辣油 10g
- 中国醤油(老抽王) 5g
- 芽菜 5g
- 小ねぎ 5g
- すりごま白 3g
- ピーナッツ 3g
〈作り方〉
- ピーナッツを油で炒めたら取り出し、粉砕する
- みじん切りにした芽菜を油で炒める
- 器に辣油と中国醤油を入れ、混ぜておく
- 麺を茹で、茹で上がったら3の器に盛る
- 1のピーナッツ、2の芽菜、小ねぎの小口切り、すりごまをトッピングする
- 完成
これを箸でぐちゃぐちゃ混ぜて…
感想
材料も作り方もシンプルで、肉も出汁も入ってないけど大丈夫かな…?と心配してたんですけど
これ、めちゃくちゃ美味しいです!!!!
中国醤油の甘味と旨味、辣油の香りと辛みが味のベースを作っており、「燃麺」という名前からもっと辛いものを想像していたのですが辛さはそれほどありません
また発酵食品の芽菜が持つ旨味や、ナッツとゴマの香ばしさと食感がアクセントとなりすごくいい仕事をしています
分量を間違えてすりごまをちょっと多めに入れてしまったんですけど、それほど問題なかったですね
今回は担々麺用の乾麺で作ったのですが本場の宜賓燃麺はもっと平たい麺を使うようです
ちなみに使った麺はこれです
あと、辣油に関してはフライパンで熱して最後に上からジュワッと回しかけると香りが立ってもっと美味しいかなーなんて思いました
現場からは以上です
〈参考文献〉
天府四川小吃精典 賽尚
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